システム開発物流
高機能WMS(倉庫管理システム)
RFID・マテハン連携WMS導入事例。在庫差異を99%削減し、ピッキング時間を40%短縮した高機能倉庫管理システムを紹介します。
2025/1/1
10ヶ月

クライアント情報
- 企業名
- 大阪の大手物流企業E社
- 規模
- 従業員数500名、複数倉庫運営
- 地域
- 大阪府
プロジェクト期間
- 期間
- 10ヶ月
- フェーズ
- フェーズ1: 要件定義・業務分析(2ヶ月)
- フェーズ2: 基本WMS開発(3ヶ月)
- フェーズ3: RFID・マテハン連携開発(2ヶ月)
プロジェクト体制
- チーム規模
- エンジニア8名
- 役割
- プロジェクトマネージャー
- システムアーキテクト
- バックエンドエンジニア(4名)
課題・背景
物流業務の複雑化と効率化の要求
1
複数の倉庫・拠点の在庫管理が煩雑で、リアルタイムな把握が困難
2
RFID、マテハン、運送会社システムとの連携が不十分
3
棚卸作業に膨大な時間がかかり、在庫差異が頻発
4
ピッキング作業の効率化が課題
ソリューション
本倉庫管理システム(WMS)と倉庫コントロールシステム(WCS)を統合した大規模物流ソリューション。RFID(E社、T2社)、複数の外部システム(S1社、Y社、S2社、J社、T1社、CR)と連携。入荷予定/実績、在庫調整、出荷実績、棚卸指示/実績、ピッキング実績、RFID検品結果、納品書、配送完了まで一貫管理。運送会社・マテハンとリアルタイム連携。
主要機能・特徴
WMS + WCS の統合管理
RFID(複数ベンダー)による自動認識
リアルタイムな在庫可視化
マテハン(自動搬送ロボット)との連携
複数の運送会社システムとのAPI連携
モバイル端末によるハンディピッキング
棚卸作業の効率化
システムアーキテクチャ
WMS・WCSを統合したシステムアーキテクチャ。RFIDリーダーとリアルタイムに連携し、入出荷情報を自動取得。マテハン・運送会社システムとはREST API経由で連携。データベースはPostgreSQLで構成し、リアルタイムな在庫管理を実現。
使用技術スタック
フロントエンド
ReactTypeScriptPWA
バックエンド
JavaSpring BootREST API
データベース
PostgreSQLRedis
インフラ
LinuxDockerKubernetesAWS
導入効果・成果
定量的効果
99%削減
在庫差異
RFID導入により在庫差異がほぼゼロに
40%削減
ピッキング時間
ハンディピッキング導入により作業時間を大幅短縮
60%削減
棚卸作業時間
RFID棚卸により作業時間を大幅削減
定性的効果
リアルタイムな在庫可視化により、欠品・過剰在庫を防止
マテハン連携により、人的ミスが大幅に減少
複数拠点の在庫を一元管理でき、経営判断が迅速化
プロジェクトハイライト
RFID(複数ベンダー)による自動認識
マテハン・運送会社との リアルタイム連携
WMS + WCS の統合管理
在庫差異ほぼゼロを実現

